特集 中長期的視点から災害時保健活動を再考する—東日本大震災の健康への影響と保健活動の展開
福島県の被災者支援の現状—町の一部が避難指示解除された浪江町の保健師活動から
古戸 順子
1
,
吉田 喜美江
2
,
鈴木 美保子
2
,
加井 千佳子
2
,
鈴木 良香
3
1福島県立医科大学看護学部
2福島県浪江町
3前・福島県立医科大学看護学部
pp.194-199
発行日 2018年3月10日
Published Date 2018/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200887
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福島県の浪江町は,東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故によって,町全体が長期にわたり避難を余儀なくされた。いまだに多くの避難者を抱える浪江町の町民の健康問題や心理状況を紹介するとともに,福島県内や全国に避難者が散在する状況での保健活動について報告する。
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