PHOTO/Pick Up
既存施設を活用した,多職種連携による効果的な宿泊型保健指導―全国土木建築国保組合の「スマートチェンジプログラム―血糖値を下げよう」/無理なく生活習慣をスマートチェンジ!―全国土木建築国民健康保険組合による宿泊型保健指導の取り組み
渡邊 文
1
,
倉田 直美
1
,
小倉 光悦
1
,
八森 浩二
1
,
中村 麻梨奈
1
,
黒沼 康太
1
1全国土木建築国民健康保険組合保健事業部
pp.977-979,1020-1025
発行日 2016年12月10日
Published Date 2016/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200583
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
全国土木建築国保組合の概要
全国土木建築国民健康保険組合(以下,本組合)は土木建築業を営む事業所を対象として1943(昭和18)年に設立された国民健康保険組合(本部は東京都千代田区)です。2016(平成28)年4月末時点での加入事業所は1859社,被保険者数は約41万人です。
加入事業所や被保険者の健康サポートを行うために保健師19人,管理栄養士9人が全国に配置されており,総合病院と2つの健康管理センターを有しています。
全国土木建築国民健康保険組合は,2015年度から宿泊型保健指導である「スマートチェンジプログラム―血糖値を下げよう」を企画・実施。直営医療機関や宿泊施設と協働し,1泊2日で行われる食事・運動プログラム等を通じて,保健師や管理栄養士らが保健指導を行う。参加者の体重や血糖値の減少という効果をもたらしたその取り組みについて,総合病院厚生中央病院で実施した東京コースを例に紹介する。
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.