連載 「困りごと」から考える 地域づくり型保健活動の考え方と進め方・14
行政スタッフだけで進める話し合い
岩永 俊博
1
1ヘルスプロモーション研究センター
pp.432-436
発行日 2014年5月10日
Published Date 2014/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664102421
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参加的目的描写法によるワークショップには,“住民と行政とが一緒に”話し合うという場面だけでなく,行政のスタッフだけで進める場合もあります。たとえば,「子育て中のお母さんの健診受診率を高めよう」とか,「働く世代の男性で運動をする人を増やそう」というような場合です。どんな話題も住民と行政とで一緒に考えるに越したことはありません。しかし,時間的な余裕がなかったり,いろいろな都合があったりして,行政スタッフだけで話し合いを進める場合もあります。
今回は,そのような場合の進め方と個別ケアの検討への適応について説明することにしましょう。
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