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健康づくりは地域住民自らの手で―滋賀県大津市における健康推進員の養成と地域活動支援/ヘルスプロモーションの再構築をめざして―大津市における健康推進員の養成と地域活動支援
坂口 和代
1
,
川口 房子
1
,
藤本 亜由美
1
,
市川 友美
1
,
大下 彩子
1
1大津市保健所健康推進課
pp.551-553,596-601
発行日 2012年7月10日
Published Date 2012/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664101918
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大津市の概要
大津市は,本州のほぼ中央,滋賀県の西南端に位置し,前面を琵琶湖,背後を山々に囲まれた,南北45.6km,東西20.6kmの自然に恵まれた細長い都市で(図),人口は2012(平成24)年4月現在34万339人です。京阪神地区への通勤圏であることから,ベッドタウンとして転入者が多く,人口増加が続いています。高齢化率は20.9%,出生率は8.7%です。
滋賀県では,1959(昭和34)年,地域の健康づくりのパートナーとして健康推進員を養成する制度を発足させました。同県の大津市ではその後,地域保健活動を展開する拠点として「すこやか相談所」を設置。保健・福祉・医療の関係機関とネットワークを結び,地域の健康課題の解決に向けて,担当保健師が健康推進員とともに,地域住民の主体的な活動を支援しています。
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