特集 「こんにちは赤ちゃん事業」を成功させるために 先進事例に学ぶ
扉
pp.347
発行日 2009年5月10日
Published Date 2009/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664101189
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今日,核家族化に加えて地域の人間関係の希薄化などにより,育児に対する不安が増大し,子育てがしづらい環境になっています。「こんにちは赤ちゃん事業」(生後4か月までの全戸訪問事業)は,これらの親子を支援する事業として,2007(平成19)年度に創設されました。しかし,訪問者や実施内容などは市区町村に任されていることから,自治体によって温度差がみられ,なかには戸惑いを感じているところもあるようです。
本特集では,こんにちは赤ちゃん事業のこれまでの実施状況や課題を示し,事業のあり方について改めて整理するとともに,専門職と非専門職の役割分担をうまく機能させている取り組みなどを紹介します。これから事業の導入や見直しを考えている自治体にとってのヒントになればと考えます。
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