特集 地域包括支援センターと保健部門の連携 地域包括ケアの実現へ向けて
扉
pp.7
発行日 2009年1月10日
Published Date 2009/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664101122
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2006年に地域包括支援センターが設置されて以来,現場では課題が徐々に浮き彫りになり,「特定高齢者の把握ができない」「ケアプランに追われ地域づくりに関わる時間が取れない」などといった声が聞かれます。なかでも保健部門と連携した取り組みに課題を感じている自治体は多いようです。地域包括支援センターの役割は,介護予防はもちろんですが,効果的な地域包括ケアを構築することにあり,そのためには保健部門との連携が求められます。
本特集では,地域包括支援センターの現状や課題を整理するとともに,保健部門とうまく連携を取りながら「地域づくり」の視点で包括的支援事業を展開している取り組みを紹介し,今後の地域包括ケアのあり方を考えます。
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