特集 ITを活用した保健活動
実践レポート
2.―ITを活用したバーチャル相談室―「まちの保健室」
杉原 治美
1
,
多田 敏子
2
1徳島大学病院地域医療連携センター
2徳島大学医学部保健学科地域・精神看護学講座
pp.24-28
発行日 2008年1月10日
Published Date 2008/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100911
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徳島大学病院地域医療連携センターは,ITを活用したバーチャル相談室「まちの保健室」を運営している。徳島大学,徳島保健所など多組織の協力のもと開発した「まちの保健室」は,看護相談における相談内容を分析し,カテゴリー分類を行い,質問への回答をWeb上で提供するシステムである。大→中→小と質問項目を絞っていくことで自分が知りたい質問に近づけ,回答画面では相談窓口や関連のあるホームページのリンクも示される。このシステムにより,保健・医療・福祉の情報を一元化でき,相談の均質化が可能になったなどのメリットが出ている。
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