特集 行政に働く保健師の腕の磨きどころと磨き方
図書館の100%活用法
磯野 威
1
,
泉 峰子
1
1国立保健医療科学院研究情報センター図書館サービス室
pp.134-137
発行日 2004年2月1日
Published Date 2004/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100438
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どのように情報を探すか
問題が起こったとき,判断に迷うとき,あなたはどのように答えを探しますか?多くの人は身近な同僚,知人(知識を持っていそうな人)に尋ねるでしょう。または過去に書かれた本を読んでみたり,雑誌の特集を探してみたり,あるいはインターネット,データベースを使って役に立ちそうな知識を探すこととなります。ある人は占いやサイコロに委ねるかもしれませんね。
人に尋ねる場合の長所は,身近な対話形式でやりとりができ,フィードバックが可能なところです。極端な場合は判断を委ねることすらできます。短所は経験に左右される場合が多く(網羅性や実証性が不明),幅広く検証を得るためには時間がかかることです。
人に頼らずに知識を得たいとき,より公平で幅広く,より実証的で正確な情報を手に入れたいとき,広い意味での図書館があなたの役に立ちます。
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