オスラー博士の生涯・41
病院のあり方と図書館の意義
日野原 重明
1
1聖路加国際病院内科
pp.1325-1327
発行日 1976年9月10日
Published Date 1976/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402206759
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1900年の秋も,診療や教育のほか,著述や講演など,多忙の日が続いた。この年にはジョンス・ホプキンス大学報3巻の中の論文17中の4報は,オスラーによるもので,その中に10年間の腸チフス829例を分析した業績も載せられていた.11月にはペンシルバニア大学にも招かれて講演しているが,11月28日にはニューヨーク州トロイにある一病院の50年祭に招かれて「地域社会への専門医業に及ぼす病院の影響*」と題して講演をしている.
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