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おしゃれな靴を履きたい!―みなとオリジナル障害者用シューズの提案事業/自立生活支援に向けた「みなとオリジナル障害者用シューズ」の提案―行政・障害者・医師会・メーカーとの協働作品
麻生 保子
1,2
,
藤田 めぐみ
1,2
1港区みなと保健所保健サービスセンター
2前:港区立障害保健福祉センター
pp.607-609,646-649
発行日 2006年8月1日
Published Date 2006/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100291
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「冠婚葬祭やショッピング,食事に出かけるとき,リハビリシューズじゃない靴だといいな……」。障害者のそんな悩みを解決すべく,東京都港区はおしゃれで履きやすい「みなとオリジナル障害者シューズ」を考案した。さあ,おしゃれな靴で,外出しよう!
港区は東京都の東南部に位置して,東京湾に面し,面積は20.34kmです。人口は2005(平成17)年1月現在,約17万人で,人口の都心回帰現象を受け,ここ10年間増加傾向です。夜間人口が17万人であるのに対し,昼間人口は84万人です。全人口に占める高齢者の割合は18.1%で,全国割合の19.5%に比べ若干低く,生産年齢割合は71.9%と,全国割合の66.6%に比べ高くなっています。18歳以上の身体障害者手帳の保持者は約4000人で,ここ数年,微増傾向にあります。
港区では,保健師は1か所の保健所,高齢者支援課,障害保健福祉センター,精神障害者地域生活支援センター,5か所の地区総合支所に配置され,保健所業務と市町村保健センター業務を行っています。
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