NURSING EYE
フロレンス・ナイチンゲールと私
岡田 実
1
1青森県つくしが丘病院
pp.258-261
発行日 1987年5月25日
Published Date 1987/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908373
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めぐりめぐってまた5月
キャンパスが学園祭でにぎわい,ひときわ華やいだ雰囲気をかもす5月.新入生を担当される先生方は,まだ高校生気分の抜けない学生達(それも‘新人類’ときている)への気ぜわしさから逃れて,ホッと一息つく時期であるかもしれない.
この月は看護学生にとって,楽しいことばかりとは必ずしもいえないようである.さまざまに姿を変え,看護者になろうとしている自分への問いかけが頭をもたげてくる時期でもある.‘学校を続けるべきか,それとも潔く断念すべきか……’と考え始める学生も,この時期には何人かいる.連休で一息ついた後,新入生担当の先生方のうちどなたかは,そんな彼等との面接に立ち会われているのではないだろうか.
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