連載 看護学教育を考える・22
看護学教育と卒後教育
波多野 梗子
1
1日本女子体育大学
pp.256-257
発行日 1984年4月25日
Published Date 1984/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907958
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この連載の3回目‘看護学教育のめざすもの’において,看護学教育を受けた学生は,すぐに十分役立たなくとも看護婦を続けていく中で勉強し成長していけるはずだ,ということを述べた.そこで,このような看護学教育を受けた学生を卒後,臨床にどのように受け入れ,将来にわたって自己学習をさせるかが大きな問題になる.
その対応の仕方によっては,卒業後自信をなくして1,2年のうちにやめていくか,あるいは看護婦として能力を発揮していくか,すなわち卒業後どれほど伸びるかが決っまてくる.
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