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「学生をきちんと評価できるようになりたいですね」
大端 冨美子
1
1PL学園看護衛生専門学校
pp.205
発行日 1984年4月25日
Published Date 1984/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907949
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‘看護学校での教育は,青年期の人間として成長していく大切な時期にあたるので,単なる知識や技術を教えるだけではだめだと考えています’という大端先生は,学生の人間的成長を重視した教育をしている.
‘今の学生たちと話をしていると,自分をどう見るのか,20歳をはさんでの3年間,自分自身を知っていく方法を必死に身につけようとしている段階だと思います.看護を学ぶことを通して自分も成長し,看護というものをほんとうに感じとっていける人間になってほしいと思います’という先生の教育方針は,入学してきた学生たちの顔つきが,学校生活や寮生活によって,自分自身にみがきをかけ,成長することによって卒業時になるとぜんぜん違っているということによっても実っているといえる.
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