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Royal Brisbane Children's Hospitalでの小児看護体験
高尾 みさ子
1
1福岡大学付属看護専門学校
pp.769-776
発行日 1980年12月25日
Published Date 1980/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907502
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はじめに
近年,小児医学・医療の進歩はめざましく,それに伴い小児看護も質と量の両面において向上を計る必要性が増しているのは,周知のとおりである.このような状況において,入院している子供たちへの看護はどうあるべきかということについて私なりに求め続けてきた.しかし,満足し得る方策も考えつかず,試行錯誤の毎日であった.
そういう状態のなかで,ふと‘外国では,入院している子供の看護をどんなふうに行っているのだろうか’という興味がわき,ぜひ行ってみたいという欲望が日増しに強くなってきていた.
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