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専任教官の定員増の要求について—臨床実習指導の充実をめざして
銭谷 智恵美
1
,
成田 記代子
1
,
中丸 弘子
1
,
喜花 典子
1
1広島大学医学部付属看護学校
pp.48-51
発行日 1978年1月25日
Published Date 1978/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907173
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はじめに
新カリに改まって,早くも10年が経過した.その間,いろいろな立場からその後の経過なり,問題点なりの報告がなされ,また日本看護協会においても専任教員の実態の追跡調査1-5)を何回かにわたって行っている.
改革当初は総合看護の理念と,またそれに沿った指定規則の流動性を合わせもち,各校の主体的な方針と実施を目指すという,大きな期待をもって受け入れられた.しかし現状はどの報告にも共通してあるように9),人的・物的条件の貧困さゆえに,その創造性よりも指定規則の最低基準をやっと維持しているに過ぎない.
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