特集 昭和46年度全国高等学校衛生看護科・看護専攻科研究協議会より
第1日 看護専攻科研究協議会
pp.2-18
発行日 1971年12月25日
Published Date 1971/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906535
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第1日めの8月19日,開会式に引き続いて行なわれた専攻科協議会では現場の教育担当者のなまの声が出されていた.日常の教育実践でぶつかる壁はなにか,またそれをどのうよに解消しようとしているのか,またしてきたのか.具体的な問題提起がなされ,それをめぐって活発な意見がかわされた.実習のあり方,学生指導の困難さ,教育目標の設定,教師の質と量,また教師を取りまく諸条件は,など看護教育の抱える課題がここでも浮き彫りにされてゆく.特に専攻科の場合は,高等学校に併設されていることもあって,学校の管理・運営面でもいろいろな制約が考えられ,問題もいっそう複雑になっているようだ…….
講師として出席された文部省職業教育課小田切希伊子,日赤短大森まさ子の両氏による助言などもあり,盛会のうちに会は進行した.なお,当日の討議項目は下記の通りとなっておりますが,誌面構成の都合上,その全容を収録,再現できなかったことをお断わりいたします.
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