特集 発足した日本看護学校協議会
研究会第二席 臨床指導者の問題
山田 里津
1
,
国分 アイ
2
1千葉県衛生専門学院
2日赤中央短大
pp.18-28
発行日 1970年2月1日
Published Date 1970/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906295
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司会(山田) それではただいまから「臨床指導者の問題」につきましてお話し合いをさせていただきたいと思います。
看護は実践の科学だといわれておりますが,看護教育のカリキュラムを見てみますと,総授業数の約2分の1が実習となっております。この科目は看護教育の場で非常に重要な部門であることは申すまでもございません。その実習の指導内容が,あるいは実習指導者の質が,その方法が,看護教育の効果の成否にかかわる問題だと考えます。新カリキュラム発足して3年課程および2年課程それぞれ1年の経過がたち,今年から実習期間に入ることになるわけでございます。そこで日本赤十字女子短期大学の臨床指導教師国分アイ先生に話題の提供者として豊富なご経験から話をいただきたいと思うのでございます。
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