教育グラフ
授業分析装置を使う—千葉大学教育学部付属小学校
檜垣 日出男
,
医学書院編集室
pp.53-55
発行日 1969年4月1日
Published Date 1969/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906160
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千葉大学教青学部付属小学校では,授業分析装置(プログラムアナライザー)を使って授業の効率化を図っている。この装置は学習指導をする際の,児童の反応を把握するためのものである。児童は,学習机にセットされたLIKE・DISLIKEの2信号のペダルを踏むことで,自己の理解度を示し,その電気信号によってパネル上の赤ランプ,青ランプが点滅するようになっている。座席と同じに配列されたランプの信号で,教師は各々の児童の反応を把握し,授業計画を変更してゆくことができると同時に,学習指導の各ステップにおける学級全体の反応も理解できるようになっている。
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