誌上ゼミナール
医用電子学(その2)
大島 正光
1
1東京大学
pp.22-32
発行日 1968年12月1日
Published Date 1968/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906100
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つぎにとらえた現象をどうして記録するかという話をいたします。記録の方法にもいろいろありますが,ごくありふれた紙に記録する方法,写真に撮る方法,あるいはテープレコーダーに吹きこむ方法,テープもビデオにするとかその他の方法があります。紙に記録するのは,ごくありふれた方法ですが,ただ一つ悪い点は,きわめて速い現象は紙に記録できないことで,そういう場合はブラウン管で記録しなければならないということであります。したがって紙に記録するのはひとつの限界があるということです。
つぎにデータレコーダー,一般的なテープに記録する方法でありますが,テープに記録する方法は,まずテープに吹きこんでおいてつぎにいろいろな分析の方法に活用することができるというところにこの特長があります。
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