特集 高等学校の衛生看護科カリキュラム・3年制高等看護学校のカリキュラム・看護教員の養成 その全容と解説
第1部 高等学校の衛生看護科カリキュラム
一般教科との関連にたって
加藤 敬助
1
1神奈川県立二俣川高校
pp.37-43
発行日 1966年7月1日
Published Date 1966/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905654
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はじめに
昭和39年,神奈川県が,衛生看護に関する教科を専門教科とする,県立高等学校(県立二俣川高等学校)を設立したのを契機に,昭和40年には18校,41年には52校,55の課程と発展し,入学定員は2800人となりました。
去る5月28日,神奈川県の二俣川高校を会場とし,第2回全国高等学校看護教育研究協議会が開催されましたが,会員48名が参集し,文部省からは望月職業教育課長,金原教科調査官,菴谷企画調査係長,大学病院課からは,徳平課長補佐が出席され,また神奈川県側から,菅井教育長,加藤指導部長が終日出席され盛会裡に多くの収穫を得て終了しました。このように,多くの会員の出席をみたのは,半面また多くの問題を抱えていることを物語るものであると思われます。
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