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全国医学生看学生サマーキャンプのつどい
pp.33-36
発行日 1964年11月1日
Published Date 1964/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905377
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9回目を迎えた全国医学生看護学生サマーキャンプのつどいが,今年も8月3日から4日間,美しい自然を豊かな歴史を持つ山陰地方の各峰"大山,で行なわれた。このサマーキャンプは,互いに学生生活を紹介し,共通の問題を語り合って相互の親睦と理解を深め健全なレクリエーションによって若人の意気を高揚し,さらに人間性を培うチャンスでもある。また,将来よきドクター,よきナースとしてともに社会に貢献するとき,この集団生活が何かの素地として役立つのではないか,こんな大きな目的をもってはじめられた集いだが,回を重ねるごとに盛大になり,今年も全国各学校から医学生,看護学生あわせて850名余が参加。フオークダンス,レコードコンサート,バレーボール,演芸会など盛りたくさんなスケジュールは,自然の雄大さとともに,学生を魅了したようだ。今回は看護学生の参加が前回より倍増したとのこと。実行副委貝長の鳥取大学医学部付属看護学校学生門脇明美さんは,とかく内にこもりがちな看護学生が外に目を向け,積極性が出てきたためではないでしょうか,とこの集いの発展を期待している。
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