フォーラム
内科臨床実習指導の考え方・実際にメスを入れる—討議にあたつて
伊佐 マル
,
三上 知子
,
鮫島 康子
,
村上 登美
pp.51
発行日 1963年3月1日
Published Date 1963/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663904348
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最近の看護婦不足の中で,重症患者を抱えながらの看護学生の臨床実習指導は,いろいろの問題を含んでいる。指導者として,あれも教えたい,この症例についても説明したい,又,質問をしたが,実際の患者にあてはめて考えさせると満足な答が得られない。毎日の指導に欠陥があるのだろうか,指導の計画は臨機応変に伸び縮みのできる幅を持たせたものであるだろうか,そして,毎日の実習への評価は正しく行ない得ているだろうかなどと限りない疑問が続出する。
今回,編集部から,まず内科において,各学校で種々問題とされている評価のあり方を検討してほしいという要望が示された。この手はじめとしてかかげられた項目に
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