焦点
海外留学の際に求められる英文の証明書:記載項目と留意点―①卒業証明書の発行
青谷 恵利子
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1川崎医療福祉大学医療福祉学部保健看護学科
pp.873-876
発行日 2001年11月25日
Published Date 2001/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903879
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はじめに
学位を取得するため,専門分野の最新医療・看護を学ぶため,あるいは知的刺激を求めてなど動機は様々だが,看護の世界でも海外留学を望む人が増えている.海外の看護系大学や大学院に進学を希望する場合,または海外の看護婦ライセンスの受験資格を得る場合,通常は日本で受けた高等学校以上の基礎教育およびすべての看護教育内容の証明が必要とされる.したがって,4年制大学以外の短期大学や看護専門学校においても,卒業生からの突然のリクエストにも対応できるように,英文の卒業証明書と成績証明書の雛型をあらかじめ準備しておくことが望まれる時代となった.
そこで,今回は英文卒業証明書に,次号では英文成績証明書に焦点を合わせ,雛型としての例を示しながら必要な記載項目と重要な留意点について説明する.
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