特集 ペーパー・ペイシェントによる教育方法・教育評価―看護師2年課程通信制実施に関わる教育教材等の開発に関する研究より
紙上患者事例編
基礎看護学
事例1:壮年期にある人の胃切除術後の食事援助
キーワード:
インフォームド・コンセント
,
食事の制限
,
職場復帰
Keyword:
インフォームド・コンセント
,
食事の制限
,
職場復帰
pp.911-917
発行日 2003年11月30日
Published Date 2003/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903537
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食事の好みや量,摂取の仕方など,食が制限されることは,本人が感じる飢餓感をはじめ,食事を介してとりもたれる人間関係に変化が生じるなど,さまざまな苦痛を伴う.
この事例では食事という基本的欲求を整えるために,対象をどう理解し,どのような援助を行うことが看護であるかを考えることに焦点を当てる.食事は日常のことであり,初学者にとって食事は,阻害された状況をイメージしやすい.
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