特集 看護学生の論文―大賞・入選論文の発表―看護のこれからを担う学生たちから寄せられた22篇
看護理論の進化
三ツ木 和恵
1
1越谷市立看護専門学校
pp.598-599
発行日 2003年9月25日
Published Date 2003/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903465
- 有料閲覧
- 文献概要
昨年7月,基礎看護学の授業の一環で,オレムとロイの看護論を読んだ.その後それぞれの理論体系を理解した上で「ロイ派対オレム派」に分かれ,どちらの看護論がより実践向きかということについてクラスでディベート形式により話し合いの場がもたれた.
看護理論についてはナイチンゲールとヘンダーソンについてすでに学んできた.ところが,オレムとロイは段違いに内容が抽象的で難解だった.正直言って今もこの2つの理論を読みこなせたかどうか自信がない.しかし,何度も何度もそれぞれの文献を読み,わずかではあるが分かったことがあり,そのことを交えて看護について考えてみることにした.
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.