特集 臨地実習指導
「臨床の知」を育てる臨床実習指導―ラベルワークを用いた基礎看護学実習の展開
石塚 淳子
1,2
,
佐藤 道子
3
,
夏目 みつ子
3
1聖隷クリストファー看護大学
2元:浜松市立看護専門学校
3浜松市立看護専門学校
pp.104-109
発行日 2001年2月25日
Published Date 2001/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902444
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看護の専門性が問われている今,看護の力をどのように主張し,また,それをどのように育てていくか,21世紀を迎えた看護の大きな課題といってもよい.
「看護の知」をどう育てるか.中山は「理論と実践の統合」の必要性について述べ,今「実践知」を見直そうと,これからの看護教育にひとつの提言を行った1).また,寺崎は「内的知」という言葉で,看護の知を表現した2).また,安酸らは,看護教育のかなりの時間数を要する臨床実習において,「臨床の知」を育てる必要を述べ,その具体的な方法として「経験型実習」を提唱している3).
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