JNE DIGEST
インターネットを用いた授業形態による学生の成果,家庭内暴力に関すること―JNE(Journal of Nursing Education)39巻4号,5号前半より
山村 美枝
1
1西南女学院大学
pp.44-47
発行日 2001年1月25日
Published Date 2001/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902431
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JNE39巻4号と5号(前半)では,主に看護教育,臨床経験と教育との関連,看護学生に焦点をあてた内容などが報告されている.本稿では,4号より,大学の看護研究コースにおいて伝統あるコースとネットワークを川いたコースでの大学生の選択とその成果に関して比較した報告を紹介する.近年,インターネットを用いた教授法についてはいろいろと報告されはじめているが,この論文では,学生がインターネットを用いた授業形態とそうではない今までのような授業形態のどちらに効果がみられるのかという観点で報告されている.紹介するもう1編は,看護教育と家庭内暴力に関することとの関連を述べたものである.アメリカでは家庭内暴力が社会的問題にもなっており,そこでの看護の役割は大きくなるのではないだろうかという視点より,看護教育のカリキュラムをもう一度見直すことの必要性を報告している.これらの2編を紹介する.
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