特集 21世紀を歩むナースたちへ
わが師,古屋かのえを語る―母校の閉校と国立看護大学校の開校を間近に
五十嵐 文子
,
仲田 妙子
,
亀尾 奈緒美
,
津田 富貴
,
川田 勝代
pp.1016-1019
発行日 2000年12月25日
Published Date 2000/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902405
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五十嵐 古屋先生の教育を受けた同窓生を見ていて感じることは,とてものびのびしていて,活発に発言できる人が多いということ.これが古屋先生の影響でしょうか.
仲田 先生は「教育はただ型にはめるのではなく,その人の良さを少しでも伸ばしていくものだ」と.学生に「あれしちゃいけない,これしちゃいけない」とは言わなかった.昭和23年に保助看法ができて,「こういうふうに教えなければいけない」と徹底していた時代に,看護婦として,人間として,その学生の良いところを伸ばそうと,非常に特色のある教育をされた.
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