特集 看護教育をとりまく1年の動き
専修学校卒業の大学編入生を受け入れて―川崎医療福祉大学
中村 裕美子
1
1川崎医療福祉大学医療福祉学部
pp.1053-1055
発行日 1999年12月25日
Published Date 1999/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902176
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我が国の看護教育は,長い間専門学校が主流であったが,平成4年頃から次々と大学が開設され,平成11年には70校を超えるようになっている.看護大学が増えたことで,看護の学問体系が深められ,ようやく学問の一分野に仲間入りでき,これは社会での看護の立場を高めることにつながっていくと考えられる.
また,昨年の学校教育法の改正により,専修学校の修了者に大学への編入の道が開けたことは,多くの看護職に学習を積み上げる機会が開け,より一層看護のレベルアップを可能にするものといえる(表1).
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