特集 ボランティア
ボランティア活動への参加と看護教育
共に歩んだ大会までの道
髙野 真由美
1
,
齊木 由紀子
1
1神奈川県立平塚看護専門学校
pp.267-269
発行日 1999年4月25日
Published Date 1999/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902046
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本校で,手話を中心とした障害福祉論の講義を始めて1年半.その集大成ともいえる「かながわ・ゆめ大会」は,学生だけでなく,共に学び参加をしてきた私たち教員にも,さまざまな感動と喜びを与えてくれた.
大会前の,障害福祉論を学ぶ過程での迷いと,それを選択した自己の責任.大会中に担当した県の選手との交流から得た友情.学生は人と関係を築く上での大切なことや,障害の理解と障害を持って生きる意味などを学び,大きく成長した.それは,これからの看護の道へすすむときの力の源となるのではないかと感じられる体験であった.
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