特集 クオリティオブライフとPOS―第16回日本POS医療学会報告
一般演題Ⅰ:POS―理論とその学習展開
POSとシステム医療
中村 美香
1
,
酒井 美和
1
,
小野 文美代
1
,
三好 富美子
1
,
外園 菜穂子
1
,
原田 明子
1
,
石川 俊幸
1
,
隈本 博幸
1
,
中村 定敏
1
1小倉第一病院
pp.974-976
発行日 1994年11月30日
Published Date 1994/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900983
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
透析療法の進歩により,透析患者のQOLは生命の質という点でほぼ満足が得られるレベルまで達した.しかし,長期透析患者はいろいろな合併症に悩まされており,今後は生活の質の向上に,より力が注がれなければならない.
そのためには,患者個々に合わせたきめの細かい対応が必要になり,そこでPOSの真価が発揮される.さらにPOSが円滑に行なわれるために,それにふさわしい環境も必要となる.当院では,チーム医療がより効率的かつ効果的に行なえるようシステム医療化しており,その中でのPOSの役割について報告する.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.