特集 進学コースの現状と将来
進学生のバックグラウンドを知る
末木 節子
1
,
小峯 公江
2
1帝京高等看護学院第2看護学科
2帝京高等看護学院教務課
pp.822-825
発行日 1992年11月25日
Published Date 1992/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900479
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准看護婦(士)(以下,准看)制度の廃止が叫ばれて久しく,大学レベルの看護教育も着実に増えてはいるが,それでも准看によって支えられている医療の部分もまだ多い.その准看の中には,医療の多様化に対応できるように,そしてより良い看護のあり方を求めて進学を希望する者がたくさんいる.
当学院は,1972年9月全日制の進学コースとして入学定員40名で発足した.進学してくる学生の内,発足当時は准看学校養成所の出身者が圧倒的に多かったが,現在は高等学校衛生看護科出身者が総入学者数の30%位までに増加してきている.
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