特集 誰一人取り残さない看護教育を目指して
看護教育における合理的配慮の探求と実践に向けて―声を聞き、共に考える
喜多 一馬
1
1株式会社PLAST
pp.260-265
発行日 2024年6月25日
Published Date 2024/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663202243
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「差別はしてはいけない」
多くの人がこのように学び、考えているはずなのに、現実には多くの差別が生じています。ニュースでは政治家や芸能人の差別発言問題が頻繁に取り上げられ、私たちはそれを見て、「何であんなことを言うのだろう」と感じることが日常茶飯事ではないでしょうか。
しかし、差別とは一部の悪い人だけがするものではありません。良い人、やさしい人、正義感にあふれる人、思いやりに満ちた人でも、気づかぬうちに差別をしてしまっていることがあります。
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