連載 グループワークの“達人”への道・1【新連載】
まず,教師がアクティブになることから始めよう
三浦 真琴
1
1関西大学教育推進部
pp.548-553
発行日 2016年7月25日
Published Date 2016/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200539
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
今号よりグループワークの“達人”を目指すための連載を始めます。グループワークは,個人よりも集団のほうが達成の促進される作業や学習もあるという前提に基づいています。これはつまり,グループワークは万能ではなく,テーマや方法を選ぶ,ということです。しかし,だからこそ,そこに教師による創意工夫の余地が生まれます。創意工夫のない授業に学生は魅力を感じません。魅力を感じなければアクティブに学ぼうという意欲も生まれません。魅力的な授業をデザインするために,まずは教師がさまざまな工夫を創案してみましょう。それは身近なところから始められることなのです。
グループワークを授業に採り入れる前に,まずは教師がアクティブになりましょう。第1回目はそういうお話です。
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.