連載 アジア,アフリカ,ラテンアメリカの看護教育はいま・8
ブルキナファソ(仏語圏西アフリカ諸国)─看護教育「格差」をなくすために上流への介入を
堀井 聡子
1
1国立保健医療科学院生涯健康研究部
pp.1118-1123
発行日 2015年11月25日
Published Date 2015/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200391
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いま(8月10日現在),私はこの原稿をアフリカ,ブルキナファソ(以下,ブ国)で執筆している。2009年から2年弱,同国の保健人材開発などの分野で国際協力事業に従事した経験から,任務を離れた現在も,同国の看護学校教員らと協働研究を行っている。今回は,調査の合間をぬって看護教員や学生,保健省関係者から今日のブ国の看護教育,保健人材育成の現状と課題について話を伺った。本稿では,関連文献に加え,彼らへのインタビュー結果をもとに,類似の看護教育システムをもつフランス語(以下,仏語)圏西アフリカ諸国の現状とともにまとめていきたい。
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