特集 助産師教育の現状と課題
大学で看護と助産の両方を学ぶということ
村上 明美
1
1神奈川県立保健科学大学健康福祉学部看護学科
pp.994-997
発行日 2013年11月25日
Published Date 2013/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102550
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はじめに
2010(平成22)年の保健師助産師看護師学校養成所指定規則の一部改正が行われる以前は,保健師および助産師の基礎教育における修業年限は「6か月以上」とされており,看護系大学において助産課程を選択した多くの学生は,卒業時に保健師・助産師・看護師の3種の国家試験を同時に受験していた。
上記の改正により修業年限が「1年以上」となった現在,大学(選択課程)の助産師教育はどのように変化したのか,また大学で看護と助産の両方を学ぶとはどういうことなのか等について,現状をふまえて述べてみたい。
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