連載 「交流」を通して教育力を高める広島県専任教員継続研修の試み・4
公開授業による交流の実際
高東 ひとみ
1
,
花木 美百合
1
1広島県立三次看護専門学校
pp.134-139
発行日 2013年2月25日
Published Date 2013/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102320
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はじめに
広島県では,県の事業として県内の看護教員の成長を支援するしくみが構築された。その事業は,専任教員の経験段階に応じた研修,全専任教員と実習指導者を対象にしたトピックス研修,学校間で専任教員同士の交流を図る公開授業と短期受け入れ研修で構成される。公開授業と短期受け入れ研修については,県立の看護専門学校である本校が起点となって実践を始めることとなった。また公開授業については,2011年度に2回,2012年度に1回実施した。
公開授業のテーマは,看護実践力の強化につながる考える力を育てるための演習とし,複数校の教員間で交流しつつより良い教育方法を検討できるよう授業後に意見交換の時間をとった。意見交換では,授業に参加して感じたことなどフランクに語り合うことができ,参加者から「他校の先生と情報交換ができた」「今後の授業の参考にしたい」などの評価を得た。
今回は,学校間の交流を図る公開授業について報告する。
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