特集 シミュレーション教材は進化する
扉
pp.797
発行日 2009年9月25日
Published Date 2009/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101292
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シミュレーション教材を使った学習のスタイルは看護界で広く定着し,IT機器に馴染んだ現代の学生から歓迎されています。今年度からの新カリキュラムで強調して謳われた“実習前演習の強化”や「医療安全」「フィジカルアセスメント」といった重要項目を効率的に授業に取り込むためにも,今後さらに欠かせないツールになるでしょう。ただ,いざ高価な教材を導入しても,種々の理由から適切な利用にあぐねるという現場の悩みもあるようです。本特集では,読者に現状を総覧――振り返りとこれからの課題とを――いただくため,今日,各種看護学校で行われているシミュレーション教育の実際を導入者に解説いただくとともに,教材を提供する側,また,ともに職種を超えて学び合う仲間からの声も盛り込んでいます。
シミュレーション教育における真の教材は,教師であるあなたです。
その進化には限りがありません。
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