特集 カリキュラム改正手続きをスムーズに行う―看護教育の質向上をめざして
第4部 魅力ある臨地実習にむけて
実習場の開拓と組織作り
高橋 順子
1
1東京都立府中看護専門学校
pp.74-79
発行日 2008年1月25日
Published Date 2008/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100850
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新しい実習施設の開拓にあたって
実習施設を新しく開拓するにあたっては,実習目的が将来にわたって達成できる施設であるか否かを,多方面から確かめる。たとえば今は小児病棟があるが,地区診断によると地域が高齢化していて将来的に小児病棟の存続が危ぶまれる場合などは,避けたほうが望ましいのではないだろうか。
また,学生の学習環境を考慮し,交通の利便性,看護の内容,学生が記録・カンファレンス・食事・更衣をするスペースの確保など施設の設備についての配慮も必要である。
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