扉

　学生の看護実践能力の強化を大きな目標として掲げたカリキュラム改正案が公表された。

　各教育施設では，施行予定までの約20か月，新しいカリキュラムの構築に向けて取り組みがなされるであろう。

　本特集では，厚生労働省の野村陽子看護課長へのインタビュー，続いて検討会委員であり看護師教育ワーキンググループのリーダーであった小山眞理子氏による，看護師課程カリキュラム新旧対比表を含めた｢新カリキュラムがめざすこと｣，そして｢看護基礎教育の充実に関する検討会｣報告書の全文（資料の一部を省略）を掲載する。

　本誌では，来月号から｢新カリキュラムを追って｣と題し，さまざまな観点から，新カリキュラム（案）に関連する記事やトピックスを連載していく。