特集 3校の新しいカリキュラム紹介
地域社会の発展に寄与したい―国際メディカル専門学校看護学科カリキュラム
小薬 祐子
1
,
袖山 悦子
1
,
池井 淳子
1
1国際メディカル専門学校看護学科
pp.529-535
発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100425
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はじめに
当校は,平成14年に開校した「臨床工学技士科,医療情報管理学科,医療福祉工学科」の3学科を有する「新潟医療テクノロジー専門学校」に,平成16年4月に看護学科,鍼灸学科を新設し,「国際メディカル専門学校」として出発した。設置主体は,4つの学校法人(国際総合学院,新潟総合学院,大彦学園,新潟総合学院)を有し,25の専門学校を経営している。
新潟県には,3つの看護大学と3年課程の看護師養成所が10校あるが,平成14年度の看護師等養成所卒業生は,新潟県の調査によると,県内への就業割合が58.1%となっている。新潟県の平成16年度の老年人口は23.2%となっていることから介護老人保健施設,特別養護老人ホーム,訪問看護ステーション等の施設で看護師の需要が増すと考えられ,広く地域社会の発展に寄与したいと設立された。
このような設立の経緯を持つ看護学科のカリキュラム,学校組織運営,臨地実習について紹介する。
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