特集 保健婦こそ施策への参画を—地方財政の中の保健活動の事業化
時代の流れに応じた事業の施策化
飯村 富子
1
1川崎市市民局
pp.17-24
発行日 1995年1月10日
Published Date 1995/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902740
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はじめに
川崎市は,人口約120万人の政令指定都市で,行政の地域保健活動は9保健所を中核に実施している。筆者は,昭和57年6月から平成3年3月までの8年9か月間,川崎市衛生局で看護係長,主幹として公衆衛生看護活動のまとめ役を務めた。
その間,現場の看護職がいきいきと働き,住民のニーズに対応した公衆衛生看護活動ができるにはどうしたらよいか,そのためにはどのような施策が必要か,常に問いかけながら仕事を進めてきた。そうしたささやかな体験を基に,本題について述べてみたい。
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