特集 保健所とともにつくる「健康日本21」地方計画
【町の実践②】「わが町健康鑑定団」を活用した地方計画の策定を試みて
大江 裕子
1
1宮城県矢本町健康保育課
pp.762-765
発行日 2002年9月10日
Published Date 2002/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902673
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矢本町は,人口約3万2000人,1万400世帯,高齢化率16.5%,年少人口16.6%,航空自衛隊松島基地を有し,隣接する石巻市のベッドタウンとして,また仙台まで約50分という通勤通学の利便性から,年々人口が増加し,旧町民と他市町から転入した新町民が半々に混在している町です(地図754頁参照)。
矢本町では毎年,町民意識調査を実施しており,町民の意見を取り入れ,町民参加の町政をめざしています。健康づくり活動においても,健康づくり推進協議会とは別に住民主体の運営組織「健康・体力づくり連絡協議会」があり,現在「ウォーキングを地域に広める」ことをテーマに,委員の意見に基づき,ウォーキング事業(わが町探検ウォーク,ウォーキングフェスティバルなど)を実施しています。
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