特集 “介護予防”で保健活動を広げよう
介護予防事業を上手に使うために保健所はどんな支援ができるか
太田 澄子
1
1島根県木次健康福祉センター
pp.450-455
発行日 2001年6月10日
Published Date 2001/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902444
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島根県では,保健と福祉の連携強化のために,全国に先駆けて平成6年度に保健所と福祉事務所が「健康福祉センター」として統合され,さらに平成10年度に再度機構改革が行われました。この組織改革で保健婦の活動体制が「地区分担(市町村担当制)」から「業務分担」に変わるとともに,従来配置されていた保健分野だけでなく,企画部門(企画情報課)や高齢者福祉部門にも保健婦が携わることになりました。
この経過のなかで,私は保健福祉課高齢者保健福祉係に配属となり,これまでに経験したことのない老人福祉法関係事務などのほか,平成11年度からは老人保健福祉計画の策定推進という業務に携わることになり,町村の老人保健福祉計画策定の支援.に関わってきました。その過程で健康福祉センターが介護予防事業の推進のために果たしてきた役割,また保健婦として大切にしてきたことについて報告します。
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