特集 個別健康教育を考える
【事例1:どうスタートするか】健康長寿のまちづくりに個別健康教育を役立てたい
本間 直子
1
1頓原町保健福祉課
pp.184-190
発行日 2001年3月10日
Published Date 2001/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902402
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頓原町は,「心弾く四季の里づくり—心豊かな,うるおいと思いやりのあるふるさとづくり」を基本施策としています。保健福祉の分野では「健康長寿のまちづくり」を目標として,住民の主体的参加,地域ぐるみの組織活動,地域での総合保健活動の推進,そして継続性を大切にしながら健康な地域づくりから健康なまちづくりをめざして取り組んできました。
これまでさまざまな場で,多くの住民を対象に健康教育に取り組んできていますが,確実なフォローができていなかったため,生活習慣の改善は見られても数値の改善が見られたのはわずかでした。また,近年壮年期の男性の心疾患死亡が多くなってきたこと,住民の価値観やニーズが多様化してきたことなどから,これまでの取り組みの見直しが必要になってきました。
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