特集 他職種から見た保健婦との連携
スペシャリストとジェネラリストをつなぐ保健婦に—住居衛生分野の保健活動を例として
鈴木 晃
1
,
滝沢 香緒里
2
,
遠藤 由紀子
3
1国立公衆衛生院藤衛生学部
2横浜市鶴見区保健所
3横浜市中区保健所
pp.720-726
発行日 2000年9月10日
Published Date 2000/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902251
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公衆衛生体制の萌芽が産業革命による都市への人口集中を契機としたことは周知のとおりである。短期的にみても「都市化」現象はこの現代日本においても地域的拡大と質的深化をとげており,その対応として公衆衛生のあり方もまた問われているのであろう。「都市化」現象については,これまでさまざまな視点からすでに論じられてきた。本稿では都市の特徴の1つである「暮らしの見えにくさ」をキーワードとして,他職種から期待される保健婦の役割を論じてみたい。
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