特集 地域リハビリテーション—保健活動にどう生かすか
[機能訓練教室から中途障害者作業所を生み出した横浜市の活動]
地区組織活動としてのリハビリ教室—港北区における地域リハビリテーションの取り組み
横山 宏美
1
1横浜市港北区福祉保健サービス課
pp.791-801
発行日 1997年10月10日
Published Date 1997/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901644
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港北区概況
横浜市北部に位置する港北区は河川流域平野部と丘陵部からなり,面積31.37km2,人口約28万3000人である(平成9年6月1日現在)。区の平均高齢化率は11.2%であるが,地区別では格差が大きい。
平成6年,隣区と再編成により現在の港北区となった。また,同年7月の機構改革により訪問指導事業・地域ケアサービス推進事業・機能訓練事業が保健所から福祉事務所(福祉保健サービス課)へ移管され,3人の保健婦が異動となった。現在は担当係長1人・保健婦7人・看護婦1人の計9人体制となり,保健婦6人が地区分担し,1人当たり約180〜250人程度の寝たきりなど要援護高齢者を担当している。
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