特集 いま保健活動を伝えたい
[座談会]いま保健活動を伝えたい
前田 孝弘
1
,
小林 サチエ
2
,
斎藤 眞理子
3
,
高野 えい子
4
1東京都豊島区池袋保健所
2東京都豊島区長崎保健所
3栃木県鹿沼市福祉部
4島根県大社町健康福祉課
pp.1090-1100
発行日 1996年12月10日
Published Date 1996/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901488
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前田 本日の座談会の趣旨は,最近新ゴールドプランや介護保険の流れの中で,特に自治体では在宅の要介護高齢者対策に四苦八苦の状態であり,予算的にも,人員的にも,予防的な活動についてなかなか言いにくい状況が出てきている,その辺をどう考えていくべきかということと,その中で保健婦の独自性があいまいになってきていないかということで,「いま,保健活動を伝えたい」というテーマが出てきたんだろうと思います。
そこでまず,保健婦活動についてだれに何をわかってほしいと思って活動しているかということを,現在の活動の紹介も兼ねてお話しいただき,次に,それがうまく伝わらなかったのはなぜなのか,そしてさらに,こうしたらうまくいく,また,うまくいったという今までの活動の成果についてもそれぞれ出してもらおうと思います。
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