特集 保健婦の仕事を考える
第20回自治体に働く保健婦のつどい集録
分科会
保健婦活動の原点としての組織活動
原 はる子
1
,
松下 拡
2
,
熊谷 勝子
3
1兵庫県洲本市役所
2元長野県松川町教育委員会
3長野県松川町役場
pp.570-580
発行日 1988年7月10日
Published Date 1988/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207565
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「組織づくり」とはどういうことか
小宮 まず最初に,これからのこの分科会の運営をいたします世話人を,紹介させていただきます。私,横浜市の衛生局におります小宮と,新潟県の手島が担当します。
最近私たちの活動は,非常に臨床的な活動になってきているのではないか。例えば,健康と健康じゃない人を区別して,この人は成人病だ,この人は難病だ,障害児だ,というふうに区別をして,障害児にはこう迫っていく,難病の人にはこう迫っていく,あるいは寝たきりの人にはこう迫っていく,というふうに,個別に迫っていく活動が行われているんじゃないか。
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