連載 開拓保健婦に看護のルーツを探る・13
保健婦活動の原点を見る思い
小島 ユキエ
pp.198-199
発行日 1987年3月10日
Published Date 1987/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207295
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開拓婦人会の発足(部落単位)
昭和32年,発足した開拓婦人会は毎月定例研修会を持ち,保健所から保健婦と栄養士,釧路支庁から生活改良普及員らの応援を求め特に開拓住民の健康をどう確保していくかについて学習を重ねました.
みんなで決めた事業計画は ①健康相談〈血圧測定,検尿,育児,栄養,生活相談など〉月1回 ②研修会月1回 ③研修旅行年1回 ④部落交換研修(標津町姉妹部落)年1回 ⑤体力づくり年4回 ⑥栄養講習(実習)年2回 ⑦家庭学級,などと多彩なものでした.さらに婦人会は農事組合に所属して健康管理とともに経営管理にまで参画するなど,その取り組み姿勢は積極的でした.
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